《032. 指輪》






「第一階級!?」



役所にて

預かっていたお手紙を所長へ届けにきたメル
最奥の広間に行こうとしたところで警備につかまりました。
所属と階級を告げてもあまりの若さ(見た目)と容貌のために不審がられ
階級持ち召喚師の証である指輪を呈示させようと左手を見るが

メルが指輪をつけているのは右でした

という話。


本来左手の中指にはめるはずなのに

利き手に嵌めると邪魔

という理由で逆の手に。



階級ごとに素材が違い
国によって刻印が違います。


階級は下から12級
トップに1級
さらにその上に特級という具合

メルは1級に属するもその実力は特級クラス
とある理由で特級をとろうとしません。


ちなみに
このときカイ君は街での別行動。
結界やら立場やらで
役所には入れませんから。